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シナノスイート 芯カビ果を見破れ

つがるの収穫が終わり、ひと段落。

シナノスイートの葉摘みが始まりました。

この時期というか、少し前から注意しなくてはならないのが、シナノスイートの芯カビ果の摘果です。

芯カビというのは、その名前の通りりんごの芯の部分にカビがつく障害です。

これはシナノスイートによく発生し、外観からは判別できない非常にやっかいな障害です。

ではどうやって芯カビ果を摘果するかというと、全体的にまだ着色が始まっていない時期に、

ひときわ成熟が進んで赤みが出ているりんごを摘果するのです。

例えば下の写真

芯カビ果

 

りんごが3つなっているのが見えます。

地面に近い、下枝の部分です。

りんごは木の上の枝先から成熟して、赤くなっていくので、下枝はまだ青いりんごなはずです。

下側2つのりんごに比べて、不自然に上の1つが赤みがついているのがわかるでしょうか。

りんごはその実に何か障害があると、他より早く成熟しようとします。

例えば、鳥に食われたとか、前回のブログでも紹介した日焼けとか。

それと同じで芯カビが発生しているりんごは障害果である故に、外観的に早く赤くなっているのです。

 

切ってみます。

 

芯カビ果の中身

微妙。。芯の種の部分がほんの少しカビてます。(わかりにくくてすみません)

ちなみに芯カビは、カビに部分以外の部分は普通に食べても問題ありません。

この程度であれば、芯の部分をいつも通り除いていただければ、普通に食べていただいて全く問題ありません。

芯カビがもっとひどいものは、果肉の部分が褐変して食べることができません。

 

りんごが全体的に着色を始めてくると見分けがつきにくくなるため、早めにこの芯カビ果を摘果していくことがコツです。

ただ切ってみないとわからないため、芯カビだと思って摘果して切ってみたら、全くなんでもない場合(外れ)も多々あり、

この場合、少し早めに成熟している良いりんごを無駄にしてしまうことになります。

 

このように外観で一目で判断できないため、摘果が漏れて芯カビ果が混在して発送されてしまう可能性もあります。

場合によって返品対応させていただきますので、ご連絡お願い致します。

 

【後日再編集】

もっとわかりやす芯カビを発見しました。

芯カビ果

向かって左下のりんごが芯カビ果です。周囲のりんごに比べて異常に赤くなってます。

芯カビ果

少し褐変してきてます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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