３月～４月の気温が例年以上に高く推移しており、桜の開花が各地で早まっているニュースもありますが、りんごもかなり早く生育が進んでいます。２週間くらいは季節が早くきているような感じです。

現在のりんごの花芽はこんな感じ。

葉っぱが花芽から広がり始め、りんごの蕾も見え始めています。

生育の早さに剪定作業も終盤、大急ぎで進めています。

生育が早い年に心配されるのが遅霜による被害です。りんごの花芽は生育が進むにつれて、耐凍性（寒さへの抵抗性）が下がっていきます。この花芽の状態だと、マイナス２度くらいが限界値。一昨年は記録的な被害で不作となりました。

 

４月１０日の夜中、飯綱町の気温もいっきに下がりました。

畑の気温はどのくらいまで下がったのだろう。４月１１日に心配になって花芽の状況を見てみると、やはり被害にあっている花芽が結構見られました。

 

蕾の部分を割ってみると中が茶色く変色しています。（ピントが合ってない）

今回の低温の被害が大きくないことを祈るばかりです。