道法スタイル剪定講習会に参加してきました
2月5日(日)、飯綱町のいいづなコネクトイーストで行われた道法スタイルの剪定講習会に参加してきました。
道法スタイルとは?
道法正徳さんが推奨する栽培方式で、特徴は肥料を一切入れないことです。
(道法さんは、恐らく知る人ぞ知るといった方だと思うのですが、全国各地で独自の栽培方式を講演、広めていらっしゃる有名な方です。経歴など詳細にご興味がある方は是非ググってみて下さい。)
通常の栽培では、植物を栽培するためには養分として肥料(主には窒素、リン酸、カリ)を毎年入れることが常識ですが、この肥料を全く入れずに、その代わりに植物ホルモンに着目して、植物が生成する植物ホルモンを活かして栽培する方法になります。
以前より私も肥料を入れない垂直栽培という方法で野菜や果物を作っている方として、本などで道法さんを知っていましたので、その講習会を飯綱町で聞けるとあって、参加してきました。
剪定の様子
一般的な剪定では、太い主枝と呼ばれる枝から垂直に発生する枝を「徒長枝」と呼び、良いりんごができない、日陰を作るなどの理由から必ず切るのですが、ほとんど残しています。(写真はほぼ剪定が完了しているところ)
徒長枝をひたすらに残す
徒長枝でも長く太いものはそのまま残して結実させ、少し細いものは20cmくらいで切って、さらに太く伸ばしてから使うそうです。
切り上げ剪定
一般的な剪定では、短い枝に良い果実がなるとして、短い枝を残して、長い(強い)枝を切っていくのですが、逆に短い枝を分岐で切り上げていきます。(写真ではわかりずらいですが・・・)
感想
正直、すごく衝撃を受けました。
本などで事前にその栽培方法などは、ある程度知っていましたが、簡単に言うとこれまでやってきたことと、ほぼ真逆のことをやれとのことのようです。徒長枝をは必ず切って、短い弱い枝を下垂させながら、そこにりんごをつけるのがこれまで勉強してきたこと。道法スタイルでは、短い弱い枝は全て切り上げて、垂直の徒長枝にりんごをつける。その代わり肥料は一切いらないとのこと。
「・・・・・。」
植物ホルモンを活かし、木を元気にさせながら、糖度の高い良いりんごを沢山とることを考えると、このような剪定となるようです。道法さんはお話もおもしろく、終始引き込まれながら講習を受けることができました。
常識を覆す道法スタイル。今のところでは、どちらが良いのかわからないというのが正直な感想です。
道法さんからも言われたことをそのまま信じてやるだけではなく、木の状態を観察することの大切さを教えていただきました。
まずは数本から試してみよう。剪定がまた楽しくなりそうです。
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